2015年11月26日

本の感想@

最近読んで良かった本の紹介をしたいと思います。
子供達に日々教えていると、もう少し世界のことに興味をもって欲しいなぁということがあります。
小説だけでなく、世の中には他にも面白い本があるよと伝えたいのです。
しっかりと本のことを伝える機会がないので、ここに書いていくことにしました。
いずれも自分が読んでみて面白く、人に薦めたいと思っている本ばかりです。
コレをきっかけに手に取っていただけれれば幸いです。

1、河北稔著 「砂糖の世界史」岩波ジュニア新書

@主な内容
この本は、砂糖という「世界商品」にスポットを当てることによって世界史、特に近現代史を俯瞰しようとする本です。
「世界商品」とは、世界中で様々なところで消費される商品のことです。砂糖のほかには、お茶や自動車のように世界中で使われる商品を指します。
砂糖は、現在も世界中の人々に好まれています。
そもそも砂糖の原料となるサトウキビは、熱帯や亜熱帯に適した植物であり、元々ヨーロッパにはありませんでした。

砂糖は、イスラム世界から持ち込まれたものだったのです。
当初高級品としてヨーロッパに持ち込まれました。そしてその後次第に一般的な商品になっていったのです。
砂糖が大量に消費されるには、大量に生産されなければなりません。
この本によると、砂糖の生産は適度な雨量と温度、そして広い土地・多数の労働者が必要とされます。
このような特徴から、砂糖は奴隷制度と深く結びついていくこととなります。
大航海時代にヨーロッパ世界は、サトウキビの栽培に適した新大陸つまり南北アメリカを発見しました。
そして、西アフリカから連れてきた奴隷で、新大陸で砂糖を作ることにしたのです。
前述したように砂糖は、誰からも好まれるものであり、高級品であったためとても儲かりました。
イギリスは、主にカリブ海で砂糖を作っていたようです。
世界史において有名な三角貿易とは、イギリスから綿織物や鉄砲等をアフリカの王国に輸出し、そこで奴隷と交換し、大西洋を経てカリブ海で奴隷を売り、砂糖を獲得します。
そして、その砂糖をイギリスに持ち込むことによって富を得る貿易を言います。
このように砂糖を作ることに特化した植民地が産まれます。
植民地のプランテーション社会をモノカルチャー経済といいます。
単一の商品作物のみを作るので、経済が発展しません。現代における貧困問題の一因がここにあると考えられます。
この本を読んで、砂糖という商品を通じて世界史を学び、また現代における問題も学んで欲しいと考えています。

追記 (現代においてもアフリカ大陸では、カカオの生産において過酷な労働が問題となっているようです。wiki参照

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%AB%E3%82%AA

Aまとめ
ジュニア新書ということで子供に読んでも分かるように平易に書いてありますが、大人の方が読んでも十分に面白い内容です。
教え子達にも是非読んで欲しいと思っていますが、大人の方にも薦めることができる一冊です。歴史を知ることで、現在の社会をより深く理解することできます。
世界の歴史を学ぶということは、現代における様々な問題がどうやって・なぜ起こったのかを理解する手助けとなります。
より深く世界を知るためにこういう本を読んで欲しいと考えています。

砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)続きを読む
posted by まさあき at 23:48| Comment(0) | 本について

2015年08月01日

音楽B

2015/08/01
永らく更新していなかったので、リニューアルしています。

音楽について

なんつうかね、こう誰かにね、伝えたいんだよ!!٩( 'ω' )و


てことで、最近のお気に入り。

ギターがね、かっこいいんだよ。

A-Trak - Ibanez ft. Cory Enemy & Nico Stadi (Arena Version)


つぎ(・ω・)
Zwette ft. Molly - Rush (Sam Feldt Remix)



これはこのリミックスが良いんだよ。
PVも夏に最高!!
手(チョキ)(’ω’手(チョキ) )三手(チョキ)(’ω’)手(チョキ)三( 手(チョキ)’ω’)手(チョキ)

つぎ(・ω・)
Deorro x Chris Brown - Five More Hours


とても良い。。

つぎ(・ω・)
Don Diablo feat. Maluca - My Window



PVはカッコいいんだけど、曲はあんまし・・・

つぎ(・ω・)
水曜日のカンパネラ『ミツコ』


歌詞は渋谷だけど、PVは吉祥寺(・ω・)
この子なんか好き。最近、CMにも出てるね。

つぎ(・ω・)
最近知った日本のバンド
BRADIO-スパイシーマドンナ

アフロファンキーで良いよね、まだまだ邦楽も捨てたもんじゃないね。
純粋にカッコいいヘ(゚∀゚*)ノ

つぎ(・ω・)
HONNE - Coastal Love
超絶謎PVだけど、曲ははんぱなく良いよ。


ディスコちっくな音楽が好き(・ω・)
通称「海岸の恋 by本音」

つぎ(・ω・)
Aeroplane - Lets Get Slow feat. Benjamin Diamond


You are my sunshine♪
PVではなくただバックに音楽が流れてるだけ。
欲しくて欲しくてたまらんかったけど、Ituneでは買えなかったのでwasabeatで買った。

つぎ(・ω・)
XILENT - Animation (ft. Diamond Eyes)


いわゆるダブステップ三銃士でおなじみのザイレントさん(・ω・)
この曲は、ダブステップというよりドラムンベース寄りかな
アルバムも出てるんで買おうか迷い中


つぎ(・ω・)
BURNS - When I'm Around U
PVがネコ(「・ω・)「  ネコネコ超可愛い

謎の和風PV やっぱ微妙に日本風にするの流行ってる気がする(・ω・)



ultrajapanに行きたいけどお金が無い(ノ_・。)
というか、本当はtommrowlandに行きたい。
”Are you ready for the Madness?”
posted by まさあき at 20:53| Comment(0) | 音楽の話

2013年05月06日

音楽A〜音故知新〜

このまえ、若者と話してたら、ニルヴァーナを知らないというのでびっくりしました!

音楽好きで、男の子なら聴かなきゃダメだよ。

いわゆるマストリッスンだよ!

ということで、昔の曲と今の曲を並べてみるという、音楽の温故知新をやろうと思った。
名づけて、「音故知新」 シリーズ化するかは不明・・・

まずは、ニルヴァーナ。


Nirvana - Smells Like Teen Spirit
Nirvana - Smells Like Teen Spirit

超有名曲。聴きましょう。1991年。カートコヴァーンはもう自殺していないんだけど、そういうことも含めて、ロックのレジェンド。


次に、Van Halen - Can't Stop Loving You
Van Halen - Can't Stop Loving You

1995年。ヴァンヘイレン。高校のときよく聴いたなあ。


今の曲↓

Avicii vs Nicky Romero - I Could Be The One
Avicii vs Nicky Romero - I Could Be The One

最近、流行のEDM オレ的にはEDMの代表って感じの曲。アビチ。まだ若いんだよね〜

Daft Punk - Get Lucky (Official Audio) ft. Pharrell Williams
Daft Punk - Get Lucky (Official Audio) ft. Pharrell Williams



ダフトパンクの新曲。なんかディスコっぽい。ジャケットもなんかイーグルスっぽいし。60年代、70年代な雰囲気。結構好き。
posted by まさあき at 00:17| Comment(0) | 音楽の話

2013年03月17日

2013年3月

1月は行く、2月は逃げる、3月は去るであっという間に3月で、すっかり春っぽくなったなあ。

ということで、久しぶりの更新。

新しいローマ法王が誕生て、フランシスコ1世らしいですが、やっぱりアッシジのフランチェスコ由来なんですね。

アッシジのフランチェスコと言えば、聖フランチェスコの祈りですね。
〜〜
主よ、わたしをあなたの平和の道具としてください。
憎しみのある所に、愛を置かしてください。
侮辱のある所に、許しを置かしてください。
分裂のある所に、統一を置かしてください。
誤りのある所に、真実を置かしてください。
疑いのある所に、信頼を置かしてください。
絶望のある所に、希望を置かしてください。
闇のある所に、あなたの光を置かしてください。
悲しみのある所に、喜びを置かしてください。
主よ、慰められるよりも慰め、理解されるより理解し、愛されるよりも愛することを求めさせてください。
なぜならば、与えることで人は受け取り、忘れられることで人は見出し、許すことで人は許され、死ぬことで人は永遠の命に復活するからです。
〜〜
wikiより

それはそれとして、最近、買った本について

book20131.jpg買った本(2013年)

右から
「眠られぬ夜のために」 byヒルティ
 ∵生活の中には癒しも必要ですよ。聖書色が強くてややかたいかな。
「紅の党」by朝日新聞
 ∵中国の指導者交代についての裏話的な。渾身の調査報道。お勧め。
「光と物質のふしぎな理論」byファインマン
 ∵物理学を理解するために。ノーベル物理学賞受賞のファインマンの本は分かり易くて面白い。最先端の物理学を理解したい。そのための準備。
「中学理科の教科書 第一分野・第二分野」
 ∵中学理科の復習で物理・化学・生物の基礎をもっかい。最先端の物理学を理解するための下ごしらえ。
「日本人の法意識」
 ∵法律に携わるものとして一応、こういうのも読まないと。
「知の考古学」byフーコー
 ∵哲学はもはやライフワーク。難解そうで、大変。
「鷲は舞い降りた」byジャック・ヒギンズ
 ∵名作らしいので。
「族長の秋」byガルシア・マルケス
 ∵ノーベル文学賞受賞してるし、たまには日本以外の文学も読もうと思った。
「君のためなら千回でも」byカーレド・ホッセイニ
 ∵日本以外の文学で、名作らしいので。アフガニスタンを舞台にした小説。
「総合英語 FOREST」
 ∵英文法の総まとめをしたくて。

ちょっと買い過ぎたので、全然読み終わらないけど、まあじっくり読んできます。
気が向いたら、感想でも書こうかなと。

とりあえず、「光と物質のふしぎな理論」は読み終わった。
posted by まさあき at 00:16| Comment(0) | 日記

2012年12月28日

今年、良く聴いた音楽〜ダブステップを中心に〜

年末だし、とりあえず更新しよう。そうしよう。
仕事と全然関係ない話。

今年は、本当にダンスミュージックを良く聴いたな〜
ということで、まとめてみる。

まずは、去年の年末によく聴いたのがこれ。
LMFAO - Party Rock Anthem
LMFAO - Party Rock Anthem


んで、2月くらいに、どうやらダブステップって言うのが流行ってるらしいよと風のうわさで聞く。

そこで聴いたのがこれ。
SKRILLEX - Bangarang
SKRILLEX - Bangarang
これはよく聴いたなあ。初めてダブステップの良さが分かった曲〜


次にはまったのが、今年一番聴いたこれ。
Birdy Nam Nam - "Goin' In (Skrillex "Goin' Hard" Mix)"
Birdy Nam Nam - "Goin' In (Skrillex "Goin' Hard" Mix)"
これは本当によく聴いたw今年の1曲を選ぶとすればこれだなー
っぱっぱーぱぱ、ぱぱぱっぱーぱぱ

んで、同じ時期にこれ。
Knife Party - Internet Friends
Knife Party - Internet Friends
これは去年の曲なのかな。
でも、はまったのは今年。
「You Blocked Me On Facebook, Now You're Going To Die」


最後にこれかな〜
MONSTA Holdin On (Skrillex and Nero Remix)
MONSTA Holdin On (Skrillex and Nero Remix)

まあSkrillexばっかりw
そして、正確にはブロステップというダブステップの中の一ジャンルらしいけどw
今年はクラブもそこそこ行ったし、自分の中ではまたダンスミュージックブームかな。


おまけ
Burial - Street Halo
Burial - Street Halo
すげー暗くて好きだった。
posted by まさあき at 23:56| Comment(7) | TrackBack(0) | 日々想うこと

2012年10月30日

みんなと同じように、私も人と変わってる

すっかり放置してますが、生存してます。
たまには更新しなさいと言われたので。

この前読んだ本から。

「平均以上効果」
人間は誰しも、平均以上であろうと思い込むこと。
一、人は自分が思うほど他人と違わない
二、人が持ってる自己像や理想像は大体同じ
三、だれもが自分は個性的だと思い込んでる

ややユニークである必要があるが、ぶっ飛んでると逆に仲間はずれにされるのでそこそこ個性的が一番。

出典「選択の科学」p110〜118

「バーナム効果」
誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう心理学の現象

出典「バーナム効果wiki」

結論
占いは当たるように出来ている。
posted by まさあき at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年11月18日

社説とTPP

 新コーナー”社説へ突っ込もう”
 何となく新しいコーナーを始めようと思ってやってみます。飽きたら止めようかなと。
 最初に断っておきますが、私は新聞記事というものは基本的に素晴らしいものだと思っています。よくある新聞叩きをしたいわけではありませんので、その辺はご理解いただきたいと思います。

 新聞を読んでいるとたまに変な記事に出会う事があります。書いている人も人間ですから、書く人の思いが先行して文章がおかしくなってしまうこともあるでしょう。
感情を先行させて、こうあるべきだ!こうあって欲しい!といった思いを先行させると変な記事になりがちです。

 ここではそんなへんな新聞記事に突っ込みを入れてみようと思います。
今回突っ込むのは、10月26日付けの朝日新聞の社説上段にある「太平洋FTA 首相は交渉参加の決断を」です。
 この社説は、TPPに参加して欲しいという筆者の思いが溢れすぎているため、変な事を言っている箇所があります。
とりあえず、引用をしてましょう。


ー以下引用
 経済成長を促し、雇用を増やすために国を開く。その決意を貫き、党内を説得できるか。問われているのは菅直人首相の指導力である。
首相は太平洋を取り巻く自由貿易地域づくりをめざす「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)」への参加を検討すると表明した。
ところが、足元から異論が噴き出している。農業票の離反を恐れる与党議員110人が「大きな懸念」を決議し、政局混迷につながりかねない雲行きだ。
(中略)
 内閣府は、TPPに参加すれば国内総生産(GDP)が3兆円押し上げられると試算した。
その数字の妥当性はともかく、FTAが貿易拡大と経済成長に役立立つという効用は過去の例からも明らかだといえよう。
(中略)
 TPP参加で農産物の輸入が増え、国内農業が著しい打撃を受けないかという心配が関係者の間にあることも理解できる。
いまはコメの700%を超す高率関税をはじめ、手厚い保護策に守られているからだ。
 だが、こうした政策では農業は守れない。農業生産額も農業所得も減少の一途で、就業者の平均年齢は65歳だ。担い手不足は深刻である。
 安全で高品質な日本の農産物は、戸別所得補償など適切な政策を活用すれば、競争力を発揮できる。新興国の中間層や富裕層の拡大に伴う輸出市場の開拓も期待できる。
高齢農家の農地得御意欲ある農家に集め、自由化に負けない農業を育てる。”そのためなら、農業予算がある程度膨らんでも、国民の理解は得られるのではないか。”
 いまから交渉に加わって、主要な農産物を関税撤廃の例外にしたり、自由化までの経過期間を長くしたりするよう主張する手もある。
菅首相は横浜市で来月開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の席上、TPP交渉に乗り出す考えを表明すべきだ。
ー引用終了


 自分がおかしいと思ったところを説明するために必要なところだけを抜き出しても意味が通らなかったので、必要な部分をすべて抜き出してみました。
ちょいっと長くなってのは、御愛嬌ということでお願いします。
 最後の方にある”そのためなら、農業予算がある程度膨らんでも、国民の理解は得られるのではないか。”の部分がおかしいかなと。
 TPPを評価したいのは分かりますが、そのために農業を保護する予算が膨らんでも国民は納得するというのは流石に言い過ぎでないかと思います。
 財政赤字が累積している昨今の財政状況において、予算が膨らんでも国民の理解が得られるということはないかと思います。

 このところTPPに関しての議論が盛んですが、TPPは究極的に言うと、「農業を取るか製造業を取るか、つまりはコシヒカリを守るかトヨタの自動車やソニーの電化製品を守るか?」に尽きると思います。
 新聞にはこのような二者択一的な議論はいかがなものかとも書いてありましたが、わかりやすくするためにあるいはもっと身近な問題として考えるためこういった言い方も時にはありかと思います。

 私としては、まだまだ考える材料が足りていないので結論は出していませんが、韓国も参加を表明し日本もFTA締結が遅れている以上、参加はやむを得ないかなと思います。
ただ、この社説の最後の方のに書いてある主要農産物を関税撤廃の例外にする事は難しいでしょう。そもそもTPP等における自由貿易協定は関税を無くすのが目標です。
自国で自動車にかける関税を低くして自動車買ってあげるから、その代りうちの米買ってよという事です。そういった事が基本的な考え方としてあるので、うちのは買って欲しいけどあんたのところは買えないじゃ話は進まないでしょう。

 国内農業との絡みと自給率の問題もありますので、非常に難しい問題です。
 TPPの話はまたこれからも書こうと思います。長くなったので今日はこの辺で。
 おしまい。
posted by まさあき at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2010年09月16日

最近読んだ本についてそのA

しばらく忙しくしているとあっという間に前回の更新からひと月たってしまいます。本当はもう少し頻繁に更新したいと考えているのですが、なかなかどうして億劫で進みません。
今回も最近読んだ本の感想を書きたいと思います。

「ルリボシカミキリの青」福岡伸一
福岡先生の本は「生物と無生物の間」でハマって以来、出る本はなるべく買って読むようにしています。
私にはなじみが薄い生物という分野を分かり易く解説しているのでとても楽しく読んでいます。
分かり易く解説するだけではなく、書き手としてとても表現豊かで時には抒情的に導いてくれます。
物語にすんなりと入りこむことができ、非常に素晴らしい表現者だと思っています。
そんな先生の最新刊を書店で見つけたので買ってきました。確か4月頃だったと思います。
購入してすぐに読み終わり、最近になって本をもう一度読み返すということをしました。本当に文章が上手くてスッと引き込まれていきます。
この本を読むと、昔々の小学生だった頃に虫取りに夢中だった事を思い出させてくれます。
小学生の時はそれなりに理科が好きだったのに、何故いつからそれほど好きじゃなくなってしまったんだろう?
数学に興味があったはずなのにいつからそれほどでもなくなったのだろう?などと考えます。
昔は理科年表を飽きずに眺めたものなんだけどなぁ、と。
おそらく自分はどこかで外れてしまったんだろうなあと思います。
「好きをずっと好きでいる」ということが出来なかったと。
反省より後悔をしています。自分にとって大事な「センスオブワンダー」をどこで失くしてしまったのかと。
今はそれなりに法律の勉強も楽しいけど、あの頃のワクワク感を取り戻すことが出来るかなあと思っています。

唐突ですが、「夏の大三角」と言えば、こと座のベガ・わし座のアルタイル・はくちょう座のデネブです。
最近すっかり夜空を見上げることも無くなってしまっているので忘れてしまいました。
では、「冬の大三角」とは何でしょうか?
こいぬ座のプロキオン・おおいぬ座のシリウス・オリオン座のベテルギウスです。小学生の頃はこういう星の名前は好きで本当によく覚えていたのですが。
いつの頃からか、勉強が嫌いになって最低限しかやらなくなって、ワクワク感を喪失して逃げたんだと思います。
ようやく今30代に入って勉強の楽しさや素晴らしさを再確認できています。
自分にとっての原点とは何だろう?
「センスオブワンダー」という発想に触発されて、自分の原点の「センスオブワンダー」って何なんだろう?と考える日々です。
自分にとって何が好きで何になりたかったんだろう?子供の頃の将来の夢ってなんだろう?
小学生の自分や中学生の自分に対して胸を張って誇れる自分であるのだろうか?と最近よく考えます。
昔に思い描いた大人になれるよう、そして昔の自分が見て誇りに思えるようなそんな大人にならなければなあと思う日々です。
posted by まさあき at 22:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々想うこと

2010年08月13日

最近読んだ本について。

最近読んだ本についての感想を書いてみたいと思います。
「1Q84 book3」
言わずと知れた村上春樹の最新作。既に少し古くて最新の本とは言えませんが。僕は、高校生の頃に「ノルウェイの森」を読んで衝撃を受けて以来の村上春樹のファンなので、発売日に買って三日間で読み終わりました。
自分としては、このような独特な世界観を持った小説は非常に好きなのでかなり楽しく読むことが出来ました。
村上春樹独特の表現方法や言葉の選び方はとても自分にしっくりくるので飽きずに一気に読み終わりました。
「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」がこんな感じの小説だったなあと思います。
もしやまさかの「BOOK4」があるのか?とか考えますと非常にワクワクします。
さて読後に書評等を見ますと、一生懸命解読しようとしているなあと感じます。理解しようとするのは良いのですが。
こういうやや幻想的な作品に内容を解読するような解説はそれほど必要ないと感じました。下手な解説は野暮ではないかと。
当人が感じるままに読めばいいのであって、正解を求めて読むような類の本ではないと思います。
月が2つあるのだったら、そのまま月が2つあるんだなと。リトルピープルもそのまま居るのでいいのではないかと。
何かのメタファーじゃないかと思って読むのは野暮で、それをそのまま受け入れること。それがこの本の読み方でないかと思います。
それでも、人それぞれだと思いますし、そういうメタファーに意味づけをしないと気が済まない人たちも居ることは確かですが。
それに駄目な人はきっとダメです。
かなり抽象的でふわっとした独特の世界観なので受け付けない人には難しいだろうなあと。
合う合わないの問題ですので流行ってるからと言って無理に読まなくてもいいのでは思いました。

「高慢と偏見とゾンビ」ジェーン・オースティン+α
以前、キーラ・ナイトレイ主演の映画を見て原作をいつか読もうと考えていたのと、このあほらしい如何にもアメリカンなタイトルに惹かれて買ってみました。
確か最初に題名を見たのは、新聞の書評欄だったと思います。ずいぶんと馬鹿なタイトルだなあと思ったのを覚えてます。新聞の書評欄も時には侮れませんね。
そして、この本はもちろん現代のアメリカの小説であるので古典特有の読みづらさが無くスラスラと読めます。また、ゾンビもほどほどに出てくるのでなかなかスリリングで楽しいと感じます。そこそこに面白く、一気に読み終わることが出来ました。
感想として、「高慢と偏見とゾンビ」からゾンビ分を引けばかなり分かり易く現代化された「高慢と偏見」になるのでお勧めです。
私はゾンビ映画が好きなのでそれなりに楽しめました。
この成功に味をしめて、他にもゾンビ分を足した小説が出るそうですが、そっちはたぶん面白くないだろうなあと思っています。

今回はこんな感じで
posted by まさあき at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々想うこと

2010年07月29日

つらつらと

この前ラジオで、数の単位の話をしてたので興味をもったので調べてみる。
まずは大きい方。wikiより抜粋
十 百 千 万 億 兆 京 垓  ・ジョ  穰(じょう) 溝(こう) 澗(かん) 正(せい) 載(さい) 極(ごく) 恒河沙(ごうがしゃ) 阿僧祇(あそうぎ) 那由他(なゆた) 不可思議(ふかしぎ) 無量大数(むりょうたいすう)
大きくなるとなんだかカッコ良くなるなあ。阿僧祇(あそうぎ) 那由他(なゆた)なんかは非常にカッコイイですね。ゲームをやる際の主人公の名前にしたいくらいです。
そして、これはラジオで知ったのですが、小数点以下も同じようにあるようです。同じくwikiより抜粋。
割 分 厘 毛 糸(し) 忽(こつ) 微(び) 繊(せん) 沙(しゃ) 塵(じん) 埃(あい) 渺(びょう) 模糊(もこ) 逡巡(しゅんじゅん) 須臾(しゅゆ) 瞬息(しゅんそく) 弾指(だんし) 刹那(せつな) 六徳(りっとく) 虚空(こくう) 清浄(せいじょう) 阿頼耶(あらや) 阿摩羅(あまら) 涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)
最後が10のマイナス24乗になるそうです。こうして見ると結構ありますねー。
しかも、小数点以下は普段本当になじみの無いものですから見たことも聞いたこともないのがほとんどです。ミリとかミクロとかマイクロ、ナノやピコが主流ですしね。
マイクロやナノやピコの代わりに、微(び)や塵(じん)や漠(ばく)を使ってみるのも面白いかもしれません。微SDとか塵SDとかですねー
ただこれだとどちらが小さいのか分かりにくいのがやや問題ではありますが。

おしまい。
posted by まさあき at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々想うこと